ここ数年の中学受験での 共学校、付属校の人気から
もともと女子校だった学校、男子校だった学校の共学化が目立ちました。
これから、どうなって行くのでしょう。
ベネッセの教育情報サイトに共学校人気の陰りがあるとされていました。
中下位ランクは受験者数大幅減少?!共学校も敬遠されて減少?!
2020年入試の受験者数は引き続き増加傾向にあるそうで。
サピックスも、校舎によっては早いうちからクラスが増加したり、
低学年での入室ができなくなるほど。
サピックスだけでなく、塾銀座と言われているような地域では、新学年がスタートする2月ではダメかもしれないと3年生、4年生早めにスタートさせるという話も聞きます。
四谷大塚の偏差値分類より
2020年の入試の前年対比予想として。
2019年7月と2018年9月の志願者数として。
画像はベネッセ教育情報サイトからおかりしています。
女子はBランク(偏差値64〜60)、 Eランク(偏差値49〜45)
男子はCランク(偏差値59〜55)、Dランク(54〜50)、
Gランク(39〜)
が100%を超えてます。
サピックスの偏差値50以上は
Aランク、Bランクというところでしょうか。
そして、男子校が101.5%と共学よりも男子校を希望している人が多い
ということが見えてきます。
こちらは7月の模試なので、中下位層については、9月以降の模試で受験者が増える可能性もあると。
※四谷大塚の偏差値で、A=65以上、B=64~60、C=59~55、D=54~50、E=49~45、F=44~40、G=39~、H=非エントリー校に分類。
学校種別では、
男子校が増加
女子校が微増の横ばい
共学校は減少の予想です。
今まで人気のあった共学校は敬遠されて減少に転じるのでは、
と考えられているとのこと。
学校の所在地で見ると
神奈川・東京23区では増加⬆︎
多摩地区では減少⬇︎
と予想されています。
付属校・進学校・半付属校
進学校・半付属校が増加、付属校が減少と予想しました。
3年間増加し続けた付属校は
倍率が5~6倍と高止まり。
倍率の高さから敬遠される可能性があったり、
付属校に比べて進学校の倍率は高くても3倍なので、
合格しやすいところに受験生が流れる可能性があるためです。
この辺りの倍率、大学進学をどうするか考えて志望校選びの
参考にしていくこともできそうです。
志願者数は中堅に受験者が集中して
下位層の学校は減少気味に。
そんな中でもまだ共学化は続いているようです。
小野学園女子中学校 学校名は?
東京都品川区にある「小野学園女子中学校」は、2020年度から、現在の女子校から男子生徒を受け入れ共学化になります。
また、共学化に伴い、学校名が、「品川翔英中学校」に変わります。
高校も「品川翔英高等学校」に変更になります。
今回の共学化の目的として小野学園女子中学校の発表では、
「近年のグローバル化の進行とともに社会が急速に変化を遂げ、特に男女の地位や役割が大きく変貌しており、来るべき時代の要請に応えうる有為な人材を世の中に送り出し続ける」
となっており、2020年度より共学化されます。
また、今回の共学化に伴い、先に述べた学校名の変更の他に、校訓、教育目標、校歌、制服等も新しくなるようです。
[共学化の概要]
・女子校→共学(男女)
[住所]
・〒140-0015 東京都品川区西大井1-6-13
[最寄駅]
・JR「西大井駅」から徒歩5分
・JR、東急、りんかい線「大井町駅」から徒歩10分
・京急「立会川駅」から徒歩18分
※詳細については学校ホームページをご覧くださいね。
聖ヨゼフ学園中学校 新しい学校名は?
神奈川県横浜市にある「聖ヨゼフ学園中学校」も
2020年度から、現在の女子校から男子生徒を受け入れ共学化されます。
今回の共学化の目的は聖ヨゼフ学園中学校の発表として
「今日の社会状況が学園創設時より大きく変化し、男女の協働による 、より良い社会の構築」
が求められてきているためとなっており、背景には、新たなステージに進むために、国際バカロレア(MYP)の認定校の手続きを行っているということもあるようです。
また、通常はカトリック系の学校は女子校というのが基本ですが、聖ヨゼフ学園中学校の今回の共学化を受けて、カトリック系では珍しい男女共学校が誕生します。
[共学化の概要]
・女子校→共学(男女)
[住所]
・〒230-0016 横浜市鶴見区東寺尾北台11番1号
[最寄駅]
・JR「鶴見駅」から徒歩15分
※詳細については学校ホームページでご確認くださいね。
❀サピックスで中学受験生のブログはこちら♪

❀うちと同じ学年の中学受験生ブログはこちらにたくさん♪
