中学受験 大学付属校人気の理由を
大学入試から中学受験を見てみましょう。
私大の倍率が上昇しているのはご存知でしょうか?
「18歳人口の減少」「大学冬時代」などとニュースでも取り上げられていたりします。
原因のあげられるのが
・応募者数の増加
・合格者数の減少
首都圏近隣主な私大
早慶上理(早稲田、慶應義塾大、上智大、東京理科大)
の他に
特にGMARCH+芝
(学習院大、明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大)+芝浦工大
と
成成明学独国武
(成蹊大、成城大明治学院大、独協大、国学院大、武蔵大)
私立大学が合格者数を絞るのは「定員厳格化」の行政指導の結果にあります。
2019年からは
「1.0倍を超える入学者数に応じて学生警視相当額を減額」
「定員超過率を0・95倍〜1.0倍にした大学に補助金を上乗せ」
の方向性でまだ正式には決まっていないとのことですが
都内には全国の6割の大学が集中している中、
この政策の裏側には私立大学の東京集中を解消したいという政策があり、
その影響を2017年、2018年と受験生が直接受けたことで
中学受験での大学付属人気がきている様です。
大学付属でない中高一貫校では不安の多い大学入試に対応するために
AOに力を入れる学校や、学校推薦を取りに行くご家庭も多くいらっしゃるのも事実です。
グローバル化への対応が注目されるようになって、
英語力だけつければ良いということではないと
気づいた保護者が
【主体的、対話的で深い学びを実現できる環境】として
有名大学付属校に魅力を感じるようになってきた背景もあり、
一定レベルから上の大学という条件のある大学付属に行けば就職であまり困らないのではないかという考えもあるようです。