中学1年生となる13歳から高校3年生の18歳まで
公立中学よりも学費のかかる私立中学ですが
この6年間でどんな特色があるのでしょう?
例えば、
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私立は勉強をする環境が整っている→予備校へ行かなくても現役合格が多い
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生徒同士の繋がり、卒業生との繋がり
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高校受験がないことで6年間で様々なことに挑戦できる
などの例が挙げられます。
では具体的にはどんなことなのでしょう?
開成
三権分立をベースに作られる運動会
入学してからすぐに準備となる運動会当日の運営は
「運動会準備委員会」(=行政)。
各競技のルール作成や協議中の審判は
「運動会審判団」(=司法)。
中高各クラスの代表で審議を行う「運動会審議会」(=立法)。
生徒は競技の勝敗を超えて大会の成功を目標に運動会全般を仕切っていく。
棒倒しで使う防具(体につけるマットレスのようなもの)も本気度が伺えます。
早稲田
6年間をかけて約200キロを完歩するという
人生そのものを体験する「利根川歩行」。
サレジオ学院
社会に出て数年が経ったころの年齢を「25歳の男づくり」と呼び、
一つの目標にする指導。
渋谷教育学園幕張
「現地集合」「現地解散」の修学旅行
各人それぞれが研修テーマを決めて、
事前レポートを作成し
(見学場所の行事表を自分たちで作成する)。
自分たちで切符を購入して出発するというもの。
研修旅行後に成果を発表する大切なのは予定通りにいかないことに出会う経験。
研修旅行のスタートからゴールまでの全てが、
校訓である「自調自考」を体験したプログラム
入試の合格発表で特別特待生、特待生の発表もありますよね。
品川女子学院
「企業マインド」を持つ女性リーダーの育成。
文化祭での模擬店を通してビジネスの基礎を学んでいく。
各クラスで株式会社を設立。
「企画立案、会社登記、株の発行(株式上場、資金収集)決算、株主総会」
という流れを実際に体験し、最終的に売上、広報力、プレゼン力、展示等を総合して
順位を決めるというもの。
香蘭女学校
高校3年生から任命されたBIG SISTERが中学一年生の生活をお手伝いするというもの。
どの学校も卒業して、社会に出るまでに力をつけて活躍できる人になれそうな経験がたくさんできそうですね。
お読みいただきありがとうございました。