サピックスの基礎力トレーニングは3年生の2月(新4年生で)通塾を始めてから毎朝1ページずつやっています。
学習習慣のなかった次女はまずは基礎トレを毎日続けることが目標でした。
基礎トレをしながら、週2回の通塾に加えて、マンスリーテスト や組み分けテスト、
復習テストをこなし、授業の復習をしながらテスト勉強も取り入れ4年生の12月のマンスリーテスト を迎えようとしています。
我が家では4年生の9月、10月、11月の基礎トレがとても時間がかかって、
ひどい点数をとっていました。
原因はほぼ毎日出てくる少数のあまりのある割り算の計算でした。
それが少し姿を消した12月基礎トレは月初めに確認するとほぼ100点。
月初めは簡単だからと今日まで見守っていましたが、あまりにも100点が多いので
こそっと正誤確認してみると、なんと
90点、
70点、
90点、
90点。
と出てくる出てくる・・(T_T)
間違っているものも正解にして終わらせていたということが発覚しました。
算数の勉強の仕方って難しいですね。
何回か100点取ると直しの時間がないので調子に乗ってしまう。
その幼稚さ、そんなことはもうないと思っていたのが間違えでした。
怒るというより、がっかりしていますが、まだなるべく一人にせずに目を光らせていないとダメだということなので、気を抜かずに伴走して行きたいと改めて感じました。
そんなわけで、基礎トレの丸つけは一緒にやることを前提として5年生を迎えそうなのですが、
サピックスに1年間通ってみて
算数の勉強の仕方は、「図」「表」を書くことや、「手」を動かしながら試行錯誤して調べることはほんとにほんとに重要だと痛感。
次女は気をつけてないと、すぐ頭の中で解こうとして、手が止まります。
その度に、「手動を動かそうねー」
「図・表を真似して、めんどくさがらずに書いてみてごらん」
という声がけはしていますが、こんなに言っていいものか迷いながらも懲りずに言っていこうと思っています。
4年生も終わりに近づくと算数の難しい単元
家庭学習量の勉強をする時に課題を多くしすぎると、「終わらせる」ことが目的になり、「式の暗記」をしようとしてしまうので、これだと応用が効かなくなってしまうと思い、
問題の量を絞って、一問一問丁寧に、図や表を書いて、解かせたほうがいいかもしれないと実行しています。
作業化してしまうことだけは免れたい・・・。
そして、解き方の意味を、考えて納得できたら、数字換えの類題は、スピードつけて量を解く。
子どもの理解度に応じた勉強の仕方が大事なのかもしれないと、日々感じています。
時々、私、頑張り過ぎ?!って思いますけど(汗)
それでも、当初、算数が苦手で、(いまでも苦手です)基礎力定着テストやデイリーチェックで50点も取れなかった次女がほぼ85点以上取れるようになってきていることに、日々丁寧に解くことの大切さを感じています。
基礎力トレーニング(基礎トレ)の威力
それにしても、1年間朝だけで毎日10問ずつ解くと、
単純計算で3650題!!を1年間でこなした事になります。
これだけやると基本的な問題は反射で解く事が出来るようになっているはずだし
サイコロの問題だったら「積」が4なのか「和」が4なのか、、サイコロを大小で区別するのか、区別なしで2つ同時に投げるのか、
というような問題の条件が変わる問題も自ずと解けるようになった気がしています。
(4年生の初めの頃は区別する意味もわからなかった。)
基礎トレをすることで問題の作者に「何を聞かれているのか」をちゃんと意識させるだけで、
マンスリーの大問1、2についてはほぼ完全に取れるはずですが・・
この筋トレみたいな基礎トレ毎日少しずつでもやることで算数の問題に触れる時間が作られ、継続する習慣がつくのはありがたいことです。
一日のわずかな時間ですが、1週間で考えると70分、年間で50時間以上を
基礎問題の演習にあてていると思うと、ちゃんと計算の工夫や説くべきポイントを押える大切さを改めて実感します。
今後の課題
継続するという習慣が着く事は偉大なことで、声かけしないと勉強しようとしない次女ちゃんが、紆余曲折ありながら1年間基礎トレをやり続けたことは大きな力となっているはずです。
しかしながら、次女ちゃんは、時にやっつけ仕事、時短のために丸つけを怠ることが判明したので、自分と向き合ってどこまで自主的になれるかが、この中学受験の分かれ道になってくるのかなと感じています。
こうした地道な習慣がゆっくりと子供の力になって行くのではないかと期待もあります。
サピックスの基礎トレの良いところは
基礎トレの良いところは毎日1ページやり、毎日やった事が「見える化」されていること。
これはとってもやりがいがあり、有効です。
問題集や宿題についてもサピックスがあえて冊子を週単位にしているのはファイル冊子管理が大変ですが、子供達の達成感を得るために「見える化」されているとも考えたくなります。
我が家では問題集などもコピーして問題単位でばらしてファイルに分けてやらせていますが、見える化することで、どこまでやったら終わりなのかゴールがわかりやすく、達成感があるようです。
ちなみに基礎トレ用ノートは買いに行くのが面倒ということで自作を使用しています。
中学受験の算数の問題ができなかったらどう解く?【算数が苦手】
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