中学受験の3、4、5、6年生のおすすめ本として「億男」
日能研で紹介されていました。
それをきっかけに映画版「億男」を見てきましたよ。
映画化された「億男」
小説家:川村元気
2015年本屋大賞10位
[内容]
「お金と幸せの答えを教えてあげよう」。
宝くじで三億円を当てた図書館司書の一男は大富豪となった親友九十九の本を訪れる。
だがその直後九十九が3億円とともに失踪。
ソクラテス、
ドストエフスキー、
福沢諭吉、
ビル・ゲイツ。
数々の偉人たちの言葉をくぐり抜けて、一男のお金をめぐる30日間の冒険を描いた作品。
映画では
男性やご夫婦で観にこられている方が多かったです。
主人公 一男の30日間の中に出てくる個性的な俳優陣の振る舞いが不安にさせながらも面白みがあり最後の結末にはすっきりとした涙を流すことができます。
セクシーなイメージの高橋一生の振る舞いや、
イケメンの佐藤健、その奥様役の黒木華
個性的な役を演じる北村一輝、藤原竜也、沢尻エリカなど
ワクワクさせる面々が登場し、
億男の世界へのみこまれます。
個人的には北村一輝さんの体格の良い役柄と藤原竜也さんの安定の役所にとてもワクワクさせてもらいました。
最近見た安室奈美恵の曲が流れる映画sunnyで高校生役と、大人になった時を同時に
演じた池田エライザちゃんも、華があってよかったです。
中学受験生目線で
「一万円は1グラム、一円も1グラム 不思議だよねー」
「たくさんのお金を手にすると人が変わってしまう」
お金とは何か、借金のある人生と、億を持った時の人生
紙切れに左右されることについてどう思うか。
親友同士の名前を足すと?
一男と九十九 笑
子供たちの感想もまた楽しみになる作品です。
もちろん、大人が読んでも面白い。
受験勉強のその先にあるものも考えさせられます。
辻村深月
いろんな私立中学校で図書室を見ると
おすすめ図書として扱われている辻村さんの作品も要チェックです。