中学受験で面接があるけれど面接の手順と流れってどうなってるの?
なんだか緊張する、志望校を考えているけど、
どんな面接方法があるの?
どんなことを聞かれるんだろう?
面接対策と注意するポイントも含めて知りたいと思いますよね。
数年前に中学受験で面接があると知り、
私も娘も面接を経験しました。何を知っておいたらいいのか、
どのような態度で望めば良いのかということを経験を踏まえて
わかりやすく解説していきます。
Contents
■面接の種類には3つあります。
個人面接・グループ面接・親子面接
面接は、学校によって様々で
椅子に座ってするところ、立ったまま行われるところ、
質問者する先生の人数が異なります。
通っている塾で、データーがあると思いますので、
いくつかの例を確認しておくことで当日のイメージをしやすくなります。
◯グループ面接とは
グループ面接は5人程度の生徒が同じ部屋で一度に質問をされます。
質問内容は学校ごとに特徴があり、
たとえば女子学院中学校ではグループで話し合って何かを決める
というテーマが課されたという話もありますが、
多くは同じ質問を全員にして答えを比べたり、
それぞれに別の質問をしたりして進めていきます。
答える内容が重複することもあるので、個人面接以上のプレッシャーに
負けないように。
この質問からは中学生になってからもディベートの多い学校
ということが伺うことができますね。
■面接の手順と流れについて
面接の手順と流れを知っておきましょう。
入室
↓
個人確認
↓
質問
↓
退室
入室と退室の時には「失礼します」と一言添えるとOK!
■面接の種類
個人面接・グループ面接・親子面接 この3つがあります。
面接は、学校によって様々で
椅子に座ってするところ、立ったまま行われるところ、
質問者する先生の人数が異なります。
通っている塾で、データーがあると思いますので、いくつかの例を確認しておくことで当日のイメージをしやすくなります。
■おさえておきたい5つの質問
個人面接でもグループ面接でも聞かれることの多い5つの質問。
実際何が聞かれるかは分かりませんが、質問から意図されること。
それは校風にあっているかどうかも判断されています。
それを踏まえて
この5大質問について準備しておくことで、
どの質問でも応用が聞くようになります。
学校によっては出願時に提出した書類から質問をされることもあるので、出願書類は聞かれてもいいことをメインに書き、あらかじめコピーをとっておいて、テスト前日などに見直します。(←かなり重要です。)
また、学校の成績表・通知表を提出している場合には
・なぜ欠席が多かったのか?
・係や委員の仕事について
・小学校で印象に残っていること
・友人関係について
・得意な教科など
も聞かれることがあるので提出した書類はどこを質問されても良いようにしておきましょう。
それではおさえておきたい5つの質問にいきましょう。
【5つの質問とそのポイントについて】
1志望理由
2最近読んだ本
3最近の気になるニュースについて
4通学経路
5合格したら入学しますか?(御三家覗く)
(中学生になったら何がしたいですか?)
1.志望理由
はじめに大切なのは「教育理念」や「教育方針」から考えることです。
学校のHPやパンフレットなどで知ることができますが、
子供にはわかりにくいですよね。
まずはじっくり読んで理解をすることから始め、
自分の言葉で説明できるように準備します。
文化祭や運動会などのイベントに参加していたり、
近所の知り合いの方がいて、
「◯◯なところがよかったから」ということを考えると、答えやすいですね。
部活動や校風、文化祭の様子なども志望理由になります。
志望理由は人それぞれで正解はありませんが、
少なくとも深く聞かれて困らないものを準備しておくと良いです。
学校によっては先に提出している願書に記載し、それを読んだ先生がきになるところを質問されるとういう形式もあります。(御三家でそうでした。)
2.最近読んだ本を思い出しておく

読書をしていることが前提で質問について。普段読まない子も1冊くらい読んでおくいて、もしくは前に読んだ本を改めて流し読みしておくと良いです。
本のタイトルや著者名はもちろんですが、タイトルを聞いて終わりと言うことはまずありません。あらすじや印象に残ったシーンも言えるようにしておきましょう。
3.最近の気になるニュースについて

得意分野のニュースを答えた方が、落ち着いて受け答えできます。スポーツやエンターテイメントでも社会的なものなら構いません。ニュースの大きさではなく、
自分とニュースの距離を考えて選ぶのがオススメです。
海外で活躍する日本人や困難を乗り越えて成功した人という切り口で
考えると思い浮かぶかもしれません。
(朝日新聞やニュースをまとめた本、ニュースアプリなどでも)
お家で話題にしておくと良いですね。
4.通学経路
入試当日、
「今日はここまでどうやってきましたか?」
中学校の最寄り駅が言えなかったり電車の乗り換えが分かっていなかったりするので、言えないかもという場合は今からちょくちょく練習しておきましょう。
自宅の最寄駅から中学校の最寄り駅までの乗換ルートくらいがちょうどよいでしょう。全体でかかる時間も言えるように。
通学時間が1時間を超えると、毎日通学できるのかという心配が出てきます。早く起きるための工夫などを聞かれるかもしれません。
学校によっては通学時間の制限を出しているところもあります。
時間が超えていて受けてもしっかりと負担なく通えるのであれば成績重視で合格することはあるので、その点はしっかりと対策を練っておく必要があります。
5.「合格したら入学しますか?」という質問

第一志望でなかった場合の学校で、
「合格したら入学しますか?」と聞かれた場合、正直に言っていいのか迷いますね。
自分の中で第一志望なら「第一志望です」と言ってしまっても大丈夫。
どうしても迷っているときは「決めかねています」などと伝えましょう。
ただし、この質問は御三家の場合は必要ありませんので、
中学生になったら何をしたいかというのを考えておいてください。
以上が中学受験に押さえておきたい質問の5つでした。
さて、実際に聞かれた時のイメージはできましたでしょうか。
この5つの質問をメモして、ゆっくりと考えてくださいね。
上記の質問に対しては答えられるけど、
面接試験に臨む理想の姿勢・ことば遣いは?どうしたらいいでしょうか。
最後に面接対策と注意するポイント3つをお伝えします。日常でも大切なことなのでぜひ身につけてもらいたいです。
■具体的な面接対策と注意するポイントは3つだけ

1.背筋を伸ばして、堂々とふるまう。
2.大きな声(相手にしっかりと聞き取れる声)で返事や質問の回答をする。
3.相手(試験官)の目を見て話す。
この3つを守ることができれば。たとえ質問の答えをしくじってしまったとしても悪い印象を抱かれることはないでしょう。
面接で「加点」されることはないので無難に終わらせることも大切です。
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