中学受験の志望校を選ぶときに
学校に通われる方々の金銭感覚も気になるところです。
実際は通ってみないとわからなかったり、学年によっても異なると思いますが、同じ方針のご家庭がいらっしゃる方が、子供も無理がなくていいかも。と考える方も多いのではないでしょうか。
うちも御三家に通ってみて、家庭によっておこずかいは異なれども、
子供にどこまで自由にお金を使わせられるかという点に関しては
まわりのご家庭とほとんど同じだったかなと思い、違和感なく通っています。
私立の中学校を選ぶにあたっても、
海外留学などがどのように関与してくるかなどももしかしたら
資産によって考え方がおおよそわかってくるのかもしれません。
そこでこんな統計がありましたので、中学受験の志望校選びの参考にしてみてくださいね。
総世帯を5段階として上の2段階について紹介します。
それぞれの世帯数と資産保有額の推計によると
- 5億円以上の「超富裕層」8.4万世帯
- 1億円以上5億円未満 「富裕層」118.3万世帯
合わせると126.7万世帯となり
2015年よりも5万世帯増加したということです。
富裕層・超富裕層の子孫である可能性が高い20代から50代の男女を
「親リッチ」として
2018年2月から3月に「親リッチ」960人
親リッチ以外の一般層360人の合計1,320人NI調査そしたところ
「親リッチ」層では金融リテラシーの水準が高い割合が男性が57%
女性が39%となり
「非親リッチ」層よりも男性が21P、女性が19P高かった。
「親リッチ」は「非親リッチ」よりも割合が高く、新たなテクノロジーや端末を活用した金融サービスを積極的に取り入れる可能性が高いと考えられている。
「親リッチ」は親は精神的に頼りになる存在であると答える割合が
男性89%、女性87%
「非親リッチ」は同じ問いに対して男性では8P 女性6P高かったということです。
子供の教育おためにはお金を惜しまないという考え方については
- 「親リッチ」 男性84% 女性78%
- 「非親リッチ」 男性94% 女性86%
「非親リッチ」の方が 男性では10P 女性では8P高い
さてここから何が見えてくるのでしょうか。
「親リッチ」男女ともに親への信頼感、依存や子供への教育投資といった点において意識が強く、家族との結びつきに重きを置いているということが見えてきます。
さらに、
自分または自分の配偶者が海外で就労することに抵抗感があるかどうかについては
「親リッチ」の方が「非親リッチ」よりも10P低く
「親リッチ」は男女ともに海外での就労や海外生活に対して積極的なことがわかりました。