大学入試センター試験は2017年〜2019年
2020年以降は大学入学共通テストに変わります。
大学入試センター試験では知識重視のマークシート方式だったものが、
国語、数学は思考重視の記述式問題へ。
注目は英語です。
2019年までの大学入試センター試験では
「読むこと、聞くこと」の2技法だったものが
「読む・聞く・話す・書く」の4技法に加え、民間試験や検定試験もプラスとなります。
中学校でも多くの子供たちが英検に挑戦して、中一でもすでに2級を取得している子などもいます。
どんどん多様化している社会情勢に対応してか、
私立の中学校でも色々な取り組みがなされています。
中学校にもよりますが、授業時間外に補習や補講を実施し、
制度として補習授業を設けていない場合も、
個別に学習指導を行なっている学校もあります。
学習のつまづきを解消するだけでなく、より、進んだ学習内容を勉強したい場合もそれに対応していたりします。
例えば・・
広尾学園中・・毎朝学習進度に応じて行う小テスト「PLTプログラム」
翌日に課題が作成されて、毎週成績表が配られます。
世田谷学園中・・中1〜高2まで放課後を利用して
「ステップアプ講習」を設置しています。(こちらは指名制だそうです)
城北中・・・・「落ちこぼれ、吹きこぼれをつくらない」ことを念頭に、
上位生及び下位生を対象に「0校時補習及び講座」を実施。
さらに公立小学校では土曜日に学校があるのは月に1回ですが
土曜日を通常授業や特別講座のために費やす、
「授業5日、学校6日制」
の形をとっている私学もあります。
麻布・・・「教養総合」では規制のカリキュラムにとらわれないテーマ制の高い授業を選択し、勉強への積極性、自発性を高める時間。
逗子開成・・「土曜講座」各界で活躍された方を講師に迎えて、自分の趣味に合わせて選べるワークショップ型の授業。
聖光学院・・「選択芸術講座」があり、本物の芸術に触れ、右脳の発達を促す想像力溢 れる人間形成をする時間に。
多様化が進む社会情勢を背景に
社会で活躍できる大人になるために私学では多くと取り組みがされていますね。