今回は大学受験を視野に入れた場合の中学から高校までの
公立、私立中学の学費、塾代について考えて行きます。
私立の学費は一年間で約100万円と言われています。
では、公立の学費は?
一年間の平均学費 公立 私立
中学 学校教育費 12万円 102万円
授業料のみ 0円 43万円
高校 学校教育費 24万円 74万円
授業料のみ 0円 25万円
※学校教育費には(授業料が含まれています)塾代は含まれていません。
公立中に通う場合、学費は安くすみますが、
高校受験、大学受験に備える場合や補習などで
塾を利用する場合に、学校に納入するお金以外の出費がかかってきます。
※高校授業料無償化により、授業料は「0円」となっていますが、一定所得以上の世帯
には助成はありません。
公立中学では通塾率が約7割。
私立を上回っているそうです。この場合1年間で約30万円
中学3年生の時の学費は高校受験のための塾代がプラスされて、約57万円
私立の年間教育費
現役 大学受験の塾予備校の費用については・・
1年間約40万円〜100万円
多くの塾、予備校は好きな科目を選んで受けることとします。
(夏期講習、冬期講習は含まないとします)
浪人 大学受験の場合は・・
1年間約80万円〜120万円
現役受験とは異なり、朝から夕方まで勉強時間に当てた場合
取得する講座が多く、費用はアップするものとします。
そのため、将来向かう方向性にもよりますが、
公立中学に進んでも、塾代がかかってくると
私立の学費を上回る教育費になることが予想されています。
私立の中学校へ行っても通塾率は学校によっても様々ですが、
いわゆる進学校と言われている学校は
学校内で、小テストや受験対策をしてくれる学校がほとんどです。
難関校と言われているところは大学受験に関しては比較的自由で、
各自で、塾に行きたい子は通塾し、必要になってから行く(高校生になってからなど)
家庭のカラーによって異なってきます。
勉強も部活もしっかりやり、学校内の補習が充実している私立中も数多くあります。
例えば、洗足学園の高校3年生の場合・・
春期講習が 5日間あったり、
東大、一橋、早慶対策の夏期講習が15日間あったり、
TOFEL講座が放課後にあったりなど、塾に行かなくても、
テキスト代込みで2000円の中学三年生から夏期講習があったりするそうです。
私立の学校はそれぞれの特色があり、特に東京、神奈川の女子の場合は
色々なタイプが選べるので、家庭と子供にあった学校選びが重要となってきますね。