前回は2022年サピックスからの中学受験の感想で
▶︎【報告】サピックス中位以下で中学受験 第一志望合格しました
今回はいよいよ調整していきたい方もいらっしゃると思うので、最後にサピックスの怖い話も交えて
続きを書いていきたいと思います。
Contents
・本人、SSが始まった頃に絶対にこの学校に行くと決めた学校
GS特訓ではちょっと親目線の高望みをした学校
(本人は見に行ったことがなく親に選ばされてる感あり)
を選んでいたのですが
SSでは本人が実際に見に行ったことがあり、
その中でも本人の気に入った雰囲気にピタッとハマった学校にしました。
特にこの学校の在校生に小学校の知り合いのお姉さんがいらしてイメージがつきやすかったことも候補になった一つだったようです。
自分でこんな中学校生活をしたいというイメージが少しでも湧いてから、モチベーションが一気に上がりました。
しかもGS特訓では少し背伸びした内容をやっていたので、偏差値を下げることで気持ちも楽になったようです。
(おそらく性格的なものがあるので悪しからず・・・)
学校を見に行っていたり、実際通学している知り合いの方がいることは
中学受験をする上で本当に重要なことだと思いました。
余談ですが、期待大の3年生から4年生まではほとんど御三家しか見に行ってません笑(完全に親の理想wwwあるあるだよね?!)
・実は4年、5年、6年と学校に見に行く機会があった
中学受験を決めたら成績がどうなるかはわかりませんが
まずは親の気になる学校を見にいくべきです。
そして子供を連れていく場合はここならOKという学校。
なぜなら
長女(御三家)の場合は初回の見学で第一志望が決まり、そこ以外は見にいきませんでした。
次女(今回)の場合は私が良いと思う学校を偏差値順に7校くらい周りました。
そのうちの3番目くらい(つまり真ん中くらい)に見に行った学校がのちの第一志望になりました。
コロナ禍ということもあり、気になるだけという学校は学校やサピックスでオンラインの説明会を見たりして、
学校方針を確認したりしましたが、結局私が足を運んだことのある学校を受験しました。
女子校だったり、付属校、宗教や面接のある学校などは特に
説明会などの学校イベントに参加することが重要視されるところもあるので積極的に学校を見にいくことはメリットだと思います。
我が家もそういう学校が候補にあった頃もあり、6年生の忙しい時期も子供が参加できる説明会へは連れていきました。
・SOでは一度60パーセントがでたのみであとは40パーセント以下
恐ろしい・・・
第一志望の合格率40%とか汗汗
ただし、これはサピックスの中位から下位の娘の話です。
SOを受けていて大体の志望校が固まってくるとSOでも取るべき問題と捨ててよい問題が出てくると思います。
我が家は家庭教師やプリバートの先生に直接取るべきところを教えてもらっていたので
合格率というよりは過去の状況から今の状況へどう成長できたかの課題探しに充てていました。
サピックスで個別指導をつけることは今考えても本当に勇気がいるものでしたが、基礎力、勉強の仕方がわからない親、子供にとっては
本当にお願いしてよかったです。お願いしたからこそ娘も勉強の仕方を学び、第一志望に合格できたと心底思っています。マジです。
中学生になった今でも、その恩恵を受けています。
・親は受かると思っていなかった
とはいえ、、、サピックスで中位から下位ってかなり自信のない子になってます。
だって、サピックスのクラスのみんな出来過ぎるんだもの。。
SOだって合格率80パーセントあれば少しは落ち着けるけれど。。。
なので、2月1日の午後は偏差値をぐっと下げて疲れていても絶対に合格できるところを志望校にしました。
(もちろん親も納得のいく学校←このセレクトが意外とむずかしかったかもしれません。。)
第一志望は本当に受かると思っていなかったので、2月の3校以上は受験するつもりでおりました。
が、頑張って合格してくれました。
試験前に先生が興味深い話をしてくれたことで、さらにその学校が気に入って、気持ちよく試験を受けられたとも言っていました。
(合格をいただけたのはこの先生のおかげかな?!と思っています)
・サピックスのちょっと怖い話(最後に合格したのは・・)
3年生の2月にサピックスに入塾したうちの娘ですが、
赤ちゃんの時からのお友達Aちゃんも(同じ校舎に)入塾しました。
我が子は下位クラススタート、お友達のAちゃんはもちろんアルファクラススタートです。
結果からお伝えすると、娘とAちゃんは同じ学校(娘の第一志望)を受け
合格いただいたのは娘でした。
何が起こったか詳しいことは分かりませんが、もしかして?と思うことを書いていきます。
(あまり鵜呑みにしないでくださいね。でもきっとあるある?!だと思います。)
Aちゃんのママはサピックス入塾当初に
サピックス卒業のお友達(御三家)から3年間分のサピックスのテストを譲ってもらったと
これは伝統なんだとおっしゃっていました。
それが関係しているかどうかは分かりませんが、5年の半ばにアルファに残れないと転塾されました。
アルファじゃなければサピックスにいる意味がないというお考えでした。
アルファに残れなかった、、
どういう意味かわかりますか? サピックスのテストの過去問で底上げしても、結局は・・・ということです。
かなりこなせる子は別だと思いますが、通常の授業でも膨大な量があるのに
サピックスのテストの過去問をやって取得することは
なかなかのオーバースペックになります。
サピックスの掲げている授業をしっかり受けるということがいかに大切か。
(ま、、うちの娘は授業すらわかってないことが多かったですが。。←なのでプリバートなどで補填しました)
こんなことばかりではないと思います。
第一志望にどれだけ本人が受かりたいと思っているか、
本気をどれだけ親が引き出して上げられるか、大切だなと思っています。