御三家や難関校へ合格した子の親を見ていると
中学受験をするようには見えないのんびりした親御さんだな
と感じたことはありませんか?

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お話を聞いていると
「塾が好きで行ってただけ。」
「朝起きないし、体力ないし、どうするんでしょ」
など
他人事のように言う方ばかりな感じがする時があります。
親子の受験ともいわれる中学受験ですが、
我が家、日能研生だった長女の時はSAPIX生って本当に大変そう。。
って思って見守っていました。
お母様も、宿題の管理でとってもピリピリしていて。
(ちなみに現在次女はSAPIXに行っていて、大変です汗)
SAPIXに通い始めて、周りからどう見られていたか、なんて気にしている場合ではないですよね。
サピに迎えに行くと知り合いのお友達に会いますし、
小学校では
「あの子はサピであの子は早稲アカ、あの子はグノ(グノーブル)」
などと言っていましたので、
結構中学受験する家庭が多い。
結果的には小学校のクラスの半分強が受験していました。
次女の場合サピ生は優秀だという見られ方をするので、
これで地元公立中じゃムムム。。。
恰好悪いなと思ってしまいます。
保護者の見栄ですね。
Contents
長女は日能研から御三家へ
私はめちゃくちゃ仕事してました。、後から振り返ると余裕だったような気がしてしまいますが、
当時は親子とも必死だったと思うことも多々あります。
とにかく成績が安定して上位にいるような超優秀層を除いて、
みんな同じようなものかも。
表面的には余裕に見えても、家に帰れば子供の尻を叩いて勉強させ、それでもやらないから半分あきらめ、
やっぱりあきらめきれず思い悩む日々を過ごすんです。
(これは終わってから知った話。)
御三家に行くような子は自分から勉強するようなタイプじゃないとダメ、
と思うかもしれませんが、かなりお尻叩かれながら、
上手に管理されながら行っている子も多いみたいです。
中学に入ってから自分で動けなくてさまようみたいですけど。。
むしろそのようなお子さんが多数派じゃないでしょうか。
同級生とお話をすると、皆「大変だった。算数解けないし、なんで受かったのかわからない。採点ミスじゃないかなあ。笑」
という友達ばかりのようです。
やはり親がある程度冷静になり、取捨選択しながら勉強させた方がいいですね。
常時全力尽くしてると途中で燃え尽きちゃいます。
他人は他人、我が子は我が子、と思って寄り添ってあげましょう。
しかし、
実際はやっぱり子どもでしょう、と思う面も。
いくらお尻を叩いても、その学校の合格点に達するまでの努力が出来なかったり、周りの期待ばかり高いとつぶれてしまいます。
中学受験はあくまで通過点なのだから、合格がゴールではなく
「中学校、高校に楽しく通えるかどうか」を見ることは大切だと思います。
SAPIXで御三家に合格をもらったけど、
5月の連休には燃え尽き症候群で学校にこられなくなってしまったというのも聞いたことがあります。
塾もカラーがいろいろなので子どもに合うところでいいと思います。
長女の時は、身の丈に合った学校に行けたらいいやと思っていたのでSAPIXは当初から考えませんでした。
日能研の授業が楽しくて通ってたらトリコになって、
男の子に負けたくなくて、算数頑張ってたり、泣きながら帰ってきていたり。
小まめに見てもらえるという良さはあり、合っていたんでしょうね。
塾の掛け持ちや個別、家庭教師併用などはなく、通常の塾と志望校別対策だけでした。
結論、
「親の余裕」は重要なのではないか?

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と思っています。
親が必死になった時って、子供引いてません?
長女の学校でも最上位層のお子さんのお母様は、のんびり・ニコニコした方が多い印象です。
ちなみに、二桁前半くらいの二番手層から、見るからに教育ママなお母様とガリ勉タイプのお子さんが増えていく気もします。
でも、のんびりしているように見えるからと言って、何もせずゴロゴロしているのが好きな方ではなく、
クラス役員の仕事やランチ会の仕切り、
ご自身のフルタイムのお仕事なども楽しそうに次々とこなしてらしたりします。
お子さんの世話(勉強に限らず)も、全く大変と思ってないだけで、実はけっこうやってらっしゃるのでしょう。
こういう方は、経済的な余裕のある層に多いですが、経済力が必須なわけではないように思います。
知力と体力があって明るく前向きで、フットワークの軽い家系。
アスリート家系にありそうです。
受験期ですら「追われてる」感がないように見えます。
地頭がいい、というのとはちょっと違うと思うのですが、
生まれ育ちが違うという点では地頭問題より根深く、
真似しようしてもとてもできない…と感じています。
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